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オサマ・ビンラディン殺処分で思うこと

オサマ・ビンラディン殺処分で思うこと
昨日パキスタンに潜伏していたオサマをCIAが襲撃結果的に殺害したことが報じられた訳ですが、プロジェクトの成功後遺体はインド洋に葬られたとのことですので、報じられたことが事実かどうか確認すべき手段もない訳でこれが数年後にどう真実として語られるのかは判りませんけど、911からアフガン、イランとやり場のない怒りの矛先を向けたかの動きをしてきたアメリカが、行き詰った挙句局面打開の切り札とも云える成果をこのタイミングで成し遂げたのは偶然なのか、必然なのかは何とも言えませんが、軍拡一辺倒で批判されたブッシュが一番欲しかった成果をオバマが頂いたしまったことは皮肉だと思います。
容疑者殺害を大統領が報じて、国民が大喜びしてるというは、冷静に考えれば大丈夫か?とも思いますけど、これで何かが帰ってくる訳ではありませんが、少なくとも気持ちの上でモヤモヤものがひとつ取り払われたのは事実なんでしょう。

個人的には911が発生したときはこれはもうこの世の終わりがくるのでは?とか自分は今仕事なんてしてる場合じゃないんじゃないかと悶々とした日々が続き、しばらく仕事が手に付かなかったことを思い出します。
その後 そういったことに無頓着な上司と上手く行かなかったり、会社のおかれる状況の変化で転職したりもしましたし、振り返れば人生のターニングポイントでもありました。

先般の東北の震災はもちろんもっと身近に降りかかる、それこそ原発の問題次第では、本当にどうなるんだ!という緊迫した日々がありましたが、それでも当時よりいろんな意味で責任が増したこともあるのか、自分が悶々とする余裕もなく、むしろ違った緊張感があったことに911の時を思い出しあのときの自分自身のおかれてる立場の違いを改めて認識したりしました。

今回のオサマ殺害もこれで一件落着ではなく、パキスタンはオサマを匿っていたのでは?という疑い(事実でしょう)による微妙な問題があったり、アルカイダの報復は確実にあるだろうとうされていることなどアメリカはデリケートな状態が続くこととなります。
そうゆう意味では日本の震災支援どことろではないモードに入ってしまったのかもしれませんし、それは近隣の無神経で物騒な国から自ら身を守ることをもっと意識しなければならないことを意味すると思います。
原発を標的にされることだけは絶対に避けて欲しいですし、本当に日本を守れる政権に早く替わって貰いたいです。
ところでオサマって911の本当に首謀者本人なのでしょうかね?

by beckham306 | 2011-05-03 23:58 | 今日の出来事