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オシム続報とイングランド代表

その後のオシム
容態は大きく変化があったのかは、小康状態であるということ以外漏れてきません。

こうなってしまった以上医療的に最善を尽くすことが大事なことではありますが、その後の報道でオシムが倒れてから搬送されるまでの経緯がチラホラと報じられてきています。
それを見る限り自宅近くである順天堂浦安HPに運び込まれるまでにさほど長時間を擁していないであろうと勝手に想像していましたが、驚くことに119番をしたのは深夜だった為、オシム家族は国内連絡先は何処も通じず、フランスの祖母井氏に電話し事情を話て、119番は海外から架電できない為、祖母井氏が日本国内の知人に連絡し119番してもらったと言うのです・・
そして救急車到着後も身長190cm以上のオシムを2階から運び出すのにも手間取り、病院で処置を受けられたのは1時間以上経っているというのを読んで愕然としました。

いったい協会の緊急時の連絡体制はどうなっていたのでしょうか?
川淵Cの会見での涙は、脳梗塞そのものは防ぎようがないにしても、もっと緊密に連携できていたら、もっと軽微な損傷で抑えられたのに・・・という後悔の念だったのかもしれません。

この連絡を受けた祖母井氏は、複雑な心境だと思いますね。
ジェフの監督のままで自分がサポートし続けていれば、もっと迅速に対応できたはずだし、そもそも自分がジェフの監督に引っ張らなければ、日本代表監督になることも無かったはずですし、遠いフランスで複雑な心境なのではないかと察します。

協会の田嶋氏は、「「協会で24時間の連絡態勢を取っていたが、それは使われなかった」」と説明していますが、責任問題回避の政治的発言をしてるのだとしたらとても悲しいです。
もしも協会の連絡態勢よりそれ以外のルートを家族が選択したのだとしたら、オシムと協会との信頼関係とはどれほどのものだったのか寂しいものがあります。


イングランド オーストリアに勝利
親善試合でイングランドはオーストリアに0-1で勝利しています。
その1点は ベッカムのクロスにクラウチが合わせるという数年前の映像を見るかのような一点だったみたいですね。
この試合オーウェンも負傷してしまったようで、ルーニー、オーウェン抜きのイングランドの得点パターンはもはやベッカム→クラウチしか考えられ無くなりました。
ここ数年全く進歩してないことになりますねイングランド・・・

そのイングランド王道得点パターンでユーロ出場権が得ることができるかどうかは今夜のイスラエルvsロシアに掛かっています。
ベナユンのいないイスラエル相手にロシアは引き分け以下で終わり、イングランド中に希望の光を齎してくれるでしょうか?

by beckham306 | 2007-11-17 21:20 | 各国代表